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一般社団法人 日本母親支援協会 Japan Mothers Association

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離乳食を食べてくれない!!


離乳食8

こんにちは、柴田です。

離乳食のご相談も本当に多いです。悩みの原因に共通しているのは、

栄養を補給しないといけない。

一生懸命作ったのだから、なんとか食べて欲しい。

育児書には、何グラムと書いてあるから、最低それだけは食べさせたい。

などのママの気持ちから来ているのです。

離乳食2

赤ちゃんは、まだまだおっぱいやミルクだけでも十分なのです。それを無理矢理、なんだか得体の知れないグチャグチャなものを口に入れられるんですから、たまったものではありません(^^;)

離乳食4

赤ちゃんの立場で考えてみれば、うまくいかない原因がわかりますよ。

まず、赤ちゃんは舌を前後に動かして、おっぱいやミルクを飲んでいます。

ですから、口にスプーンを持っていって、舌で押し出す反射がなくなったら離乳食を始めて下さい。

スプーンで食べさせる時は、スプーンを口の位置よりも下から持っていくようにしましょう。上からだと食べ物を流し込んだり、上あごになすりつけたりしてしまいます。

自分で食べる練習をするには、上唇がおりてくるのを待ってスプーンを抜く、これがポイントですね。

赤ちゃんが大人の食事に興味をもつようになったら、離乳食のスタートです。

離乳食5

 

一般的には、5か月頃が離乳食開始の時期と言われていますが、赤ちゃんはそれぞれに発達のスピードも個性も違います。

ひとくくりに「何か月」と言っても、赤ちゃんの口周りや顎の発達、消化能力が離乳食開始に追いついていないこともあります。

赤ちゃんの体の準備ができていないのに無理して離乳食を与えてしまうと、赤ちゃんが食べることに楽しみを見いだせないばかりか、消化に負担がかかって体調不良を起こしてしまうこともあります。

また、アレルギーの原因になる場合もありますよ。

赤ちゃんの口の発達を見分ける最初のポイントは、おっぱいやミルクを飲む時の口の動きです。

赤ちゃんの哺乳行動は原始的な反射の一種で、生まれて間もないほど、ただひたすらおっぱいに吸いつきます。

この頃は、唇と顎を開いたまま、喉に直接おっぱいを流し込むようにして飲みます。

飲む量を調節できずに吐いてしまうのは、このためです。成長してくると、反射的に乳首を加えるのではなく、飲みたくない時には哺乳を拒否するようになります。

こうして、自分で考えながら吸う量を調節できるようになるのです。

これと時を同じくして、口を閉じて「ごっくん」と飲み込むことができるようになります。そのころがちょうど5~6か月にあたると言われています。

離乳食初期

離乳初期は、離乳食から栄養を摂取するというよりも、食べ物に興味を持つことや、おっぱいやミルク以外の味に慣れさせることが目的です。

まずは1日1回から、お粥、裏ごしした野菜、スープや果汁などを与えます。

離乳食6

まだ、「ごっくん」が上手にできないので、なるべく飲み込みやすいように液体に近いドロドロ状に調理してあげて下さいね。

最初のころは上唇が動かないまま、下唇だけが、ぱくぱくと動きます。でも次第に、上下の唇を使って食べ物を捕らえられるようになり(捕食)、お口の中に送り込めるようになってきます。

授乳食を与え始めた頃の食べかたの特徴は、スプーンの食物を顔を少し上向きにして口をパクパク勤かしながら、口に取り込む動きです。

この時、舌は哺乳のときと同様に、中央部を陥没させながら、あごの動きに連動して口が開く時に外へ出てきます。

その後、次第に舌が外に出る事が少なくなり、口をパクパク動かしながらも下唇を内側にいれて唇を閉じる事を覚え、次第にドロドロの離乳食が飲み込めるようになるのです。

最初は、下唇を上に上げてなんとか閉じますが、やがて上唇を、下に下げてお口を閉じる事を学んでいきます。

これにより、大人と同じ様に圧力をかけて(重力の力ではなく、)ごくんと飲み込む事が出来るようになっていくのです。

さらに、お口は閉じる事によって、口中の食べ物や舌の位置を敏感に感じ取るので、お口の中の平衡感覚がキャッチされ、複雑でデリケートな咀嚼運動をコントロールするようになるのです。

このように、お口が閉じられるようになる事は、大変重要な意味を持っているのです。

ですので、お口に食べ物を入れたら、お口を閉じるように話してあげて下さいね。

離乳食7

お口を閉じる食べ方は、人間以外にはあまり見かけない進化した大変能率の良い食べ方なのですよ。

お口を閉じて、「飲み込み機能」を練習しながら獲得していくのが離乳初期の目的です。

「飲み込み機能」を獲得途上のこの時期は、まだ食べ物をお口の中で唾液と混ぜる事がほとんど出来ません。

ですから、与える食べ物は唾液と混ざったようなドロドロ状態の調理形態なのです。

離乳食初期は、栄養の摂取が目的ではないということを頭に入れておいて下さいね。

 

離乳食中期

飲み込み方が上手になると、スプーンから食べ物を口に取り込む時にあごがパクパク何度も動く事がなくなり、ひとくちで取り込めるようになり、食べているときに舌が出てくる事がなくなってきます。

このような食べ方ができれば、離乳中期に進みましょう。

捕食ができるようになると、舌と上顎を使って食べ物を押しつぶすことができるようになります。

食べ物が口の中で移動しても舌を動かして上顎の中央にもってくるので、唇の動きは左右対称です。

このように口を「もぐもぐ」させる動きが見られる離乳食中期は、舌でつぶせるような固さの食べ物、例えば、おじややはんぺん、その他ペースト状のものが食べられるようになってきます。

離乳食の回数も1日1回から2回に増やしていきましょう。また、この頃に最初の歯が生え始める赤ちゃんが多いです。

この頃、多くの子供は、下の前歯がはえ始め、口の容積が広がり始めます。

そして口のなかで動く舌の範囲が広がり、口を閉したままでも種々の動きができる形態的な準備ができてきます。

唇に力が入るようになると、それまでの富土山型のぼってりした口唇ではなく、うすい口唇となりますし、食べている時の口唇は左右水平に伸び縮みするようになります。

離乳中期に獲得していく摂食機能は、唇を使って食べ物を口に取り込む機能と、食べ物を舌で押し漬して飲み込む機能です。

この時期に発達する機能で特に大切なのは口の中に取り込んだ食ベ物を舌の上に乗せ、上顎に押し付け食べ物のかたまりをつぶす機能です。

これまでは、スプーンから与えられた食べ物をそのまま形を変えずに丸飲みしていただけなのですが、この時期に「つぶす」事を覚えるのです。

そして食べ物をつぶすと、つぶされた食べ物は唾液と混ざり易く、飲み込みもスムーズにいく事も覚えていきます。

「舌咀嚼」とでも呼びたいようなこの機能は成人になってからも、水分の多い軟性食品(プリンやトウフ)を食べるときの食べ方です。

種々の障害を持っている子供の中に時々見られる、食べ物をまったく噛まずに丸飲みにしてしまうような食べ方は、この時期の機能が発達途上と考えられます。

そんな時には、歯で咬ませる事より、まず口唇を閉じて「舌で噛む」事を教え、機能発達を促すようにしていくと食べ方が少しずつ改善されます。

離乳食後期

食材が、少し固い、あるいは繊維質の食べ物は、すりつぶさなくては飲み込むことができません。

離乳食になれてくると、赤ちゃんは舌を左右に動かして食べ物を奥の歯ぐきに移動させ、「歯ぐきでかむ」ことができるようになります。

この時、片方の歯ぐきで噛むため、顔はねじれたような表情になります。これが、後期離乳食開始の合図になります。

少しずつ固形のものも食べられるようになり、食べられる食品の幅も広がるので、赤ちゃんにとっては食事が楽しくなって来る頃です。

離乳食9

 

だいたい1歳頃までの間に、1日3回食べるようになります。

また、この頃にはスティック状の野菜を手に持って口に入れ、「かみかみ」と噛む練習をします。

舌を使って食べ物を押しつぶしたり、上手に「ゴックン」と飲み込みができるようになると、次の機能は「咀嚼]です。

この時期は、まだ奥歯がはえていません。ですので、奥の歯ぐきで食べ物をつぶす動きが、この時期の咀嚼です。

特に下あごが食べ物を歯ぐきでつぶす時、左右にずれるように動きますので、口角の動きが非常に活発になり、まわりの表情筋を協調させて動かします。

表情が急に豊になるのもこの頃からです。口唇の運動もさらに上手になり、口をとがらせてチューするなど、自由に動かす事ができるようになります。

舌の運動も前後・上下・左右と自由になりますので、言葉を話す練習になります。

このように、咀嚼の基礎が出来る事が、言語のスタートとなる訳です。

この時期で注意したい事は、咀嚼ができるようになるとはいえ、まだまだ幼い動きです。

それほど硬くない歯ぐきでつぷすのですから、硬い食べ物がどんどん食べられる訳では無いという事です。

咀嚼機能の発達を促そうと、むやみに硬い食べ物を与えると、咀嚼できない為に丸飲みしてしまう可能性もあります。

また食べ物の形が大きすぎたり、一度にたくさん口にいれてしまうと舌が上手に動けなくなり、逆に機能発達を阻止してしまう事にもなりかねません。

お子様の食べ方を注意深くみながら、適当な高さの食物を少量ずつ与えて下さいね^ ^

 

※ここまで離乳食について細かくご説明させて頂きましたが、実は、「ここだけは忘れないで頂きたい」という大切なポイントがあります。

それは、離乳食は、栄養を摂るモノではなく「食事のコミュニケーションを学ぶ場」という事です。

お口の噛む練習だったり、飲み込む練習だったり、皆で楽しく食べる練習なんです。

だから無理やり食べさせる事もしなくて良いですし、時間が来たらその場で切り上げて、空腹感を味合わせる事も大切です。

空腹感を味わえば、ダラダラと遊び食べすることなく食べる事にも集中出来るようになりますよ^ ^

テキストや顧問契約でお聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。

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こんにちは 柴田です。
僕のブログを読んで頂いてありがとうございます。

僕は、長年の幼児教育コンサルタントとしての経験から、独自の育児メソッドを構築しました。
その育児メソッドをまとめた本は、延べ8000人以上のママに読まれています。
また、育児の悩みのご相談に応じる顧問契約は、600名以上のママと結んでいます。 

そして、2014年から「柴田育児アカデミー」を設立し、柴田メソッド・インストラクターの育成を始めました。




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